話術の構成法(人志松本のすべらない話・感動のトライアスロン)

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■ 話術の構成法(人志松本のすべらない話・感動のトライアスロン) ■

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ここでは、「人志松本のすべらない話」より、
松本人志さんの(感動のトライアスロン)というお話を
YOU TUBEで実際にその松本さんのトークを聞きながら
実践的に話術を学んでいきたいと思います。



タイトル:「人志松本のすべらない話
5周年記念 夢のオールスター戦 歴代MVP全員集合スペシャル」
YOU TUBE内の動画URL:感動のトライアスロン


放送日:12/26(土)21:15-23:01
出演者:
河本準一(次長課長)(第1回MVP受賞)
黒田有(メッセンジャー)(第2回MVP受賞)
ケンドーコバヤシ(第3回MVP受賞)
宮川大輔(第4回MVP受賞)
後藤輝基(フットボールアワー)(第7回MVP受賞)
田村裕(麒麟)(第8回MVP受賞)
千原ジュニア(千原兄弟)(第9回MVP受賞)
木村祐一(第10回MVP(初代MVS)受賞)
兵動大樹(矢野・兵動)(第11・12回MVP(2代目MVS)受賞)
小藪千豊(第13・14回MVP(3代目MVS)受賞)
勝俣州和(第15回MVP(4代目MVS)受賞)
ほっしゃん。(第5・16回MVP(5代目MVS)受賞)
松本人志



話し手:松本人志
テーマ:「感動のトライアスロン」


(※軽く抜粋しています。)
松本人志:
「結構前、若手の頃、大阪時代に"今夜は眠れナイト"という
大阪のローカル深夜番組を、紳助さんとダウンタウンの3人で、他に若手もいたんですが、やっていた時期があった。

1時間番組のバラエティーでしたかね。

で、紳助さんがあるとき、

紳助:「感動するようなことしたい」

って言って、宮古島のトライアスロンを番組で参加するって企画を立てて、
もちろん僕らは出ないけど、

番組募集で応募してきた視聴者に出場してもらって
我々がサポートする企画が上がって。

で、フルマラソンって、
最初水泳で3キロぐらい泳いで
今度、自転車で100キロぐらい走って、
最後、フルマラソンでしょ。

そんな鉄人レースですよ。

それに視聴者募集したら、
色々来たが、やっぱり若くてスポーツ万能の人にやってもらっても
番組的にも盛り上がらないって話ししてたときに、

ちょうど、打ってつけの運動オンチの中年のおじさんが募集してきて、
そのおじさんも
「今まで物事を(最後まで)成し遂げたことがない。で、体力もないし。で、この番組をたまたま見て初めて、やってみようと。ゴールを決めたいと初めて思った。」
って言った時点で、もう紳助兄やん、ダメなんですよ。


紳助:「素敵やん。素敵やん。これでええやん。」
ってなって。

たしか、池田さんって人だったと思うんですけど、
皆、「池さん、池さん」って呼んでて、

で、半年間ぐらい、池田さんを基礎体力づくりとかから番組がサポートして、
池さんのコーナーみたいなのも番組で作って、やってた。

でも初めは、皆「絶対無理だろ」って思ってたけど、
池さんもだんだんと体力もついてきて、

で、半年たって、とうとう宮古島トライアスロン大会当日。

もちろん番組も追っかけますし、僕らも行きますよね。

で、皆で「池さん大丈夫か、ガンバレよ。池さん」って言ってたら
意外と池さんが頑張るんですよ。

で、だんだん皆も熱くなってきて。

で、紳助兄やんも

紳助:「素敵やん、素敵やん、すすすす素敵やん」
ってなって。

で、「どうなんねんどうなんねん」って言ってたら
池さん頑張るんですよ。

もちろん記録は良くないですよ。
良くないんですけど、
池さんのために、ゴールのテープを用意して、
途中まで一緒に行ってたけど、

「待ってますから。」って言って、ゴール地点で全員待って、
ゴールテープ張ってたら、


誰かが、「あれ見てみろ!」って言ったら、
池さんが向こうから足を引きずりながら、来るんですよ。


もう、メッチャ感動してきて、
「池さんもうちょっとや。頑張れ池さん。頑張れ。」

そしたら、珍しく、浜田が興奮して。感動したんでしょうね。
僕もびっくりしたんですけど、

浜田がバッと飛び出して。

浜田:「池さん、こっちや、こっちや。」って。

浜田:「池さん、もうちょっと、もうちょっと。」って。


なんや、こんな浜田見たことないなって思って。

浜田:「こっちや、こっちや、こっちや。」って言いながら、
浜田、背中で池さんのテープ切ってしまったんですよ。

紳助兄やんが、

紳助:「アカンやん」






オチは、「浜田さんが背中で池さんのテープ切ってしまった」
ということですが、

この話しの特徴としては、
前振りをたっぷりと効かせている。

紳助さんで笑いを挟んでいる。

組み立てとしては、
いつの頃の話かを初めに話し、大阪ローカル番組(どこで)、誰が?(島田紳助、ダウンタウン)
どうして(紳助さんが「感動する企画をやりたい」と言った。)
で、宮古島のトライアスロンをすることになった。

そして、どのようにやったかを詳しく説明している、という流れになっていますね。

これは、「いつ、どこで、誰が、どうして、何を、どのように」
良く見ると、5W1Hになってますね。


フルマラソンの辛さをアピールし、
人も、若い人よりも

全然ダメそうな人にやらせた方が盛り上がる。

そして、おじさんの強い思いを伝える。

フルマラソンの説明から、池さんの説明をしている。


ここで、初めに池さんと言わずにおじさんと言っているのもポイントだと思います。

そして、紳助さんの「素敵やん」
を入れて、


池さんという名前の説明、
一からの池さんの頑張り、番組の頑張りを説明し、


スタッフの諦めの言葉で落として、
でも、池さんの頑張りでだんだん体力も付いてきて、っていう風に気分を上げる。

これも、オチを引き立たせるためのアピールですね。

ここで、当日の話しへ。



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