生真面目な人を活かして笑いを引き出す方法!

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■ 生真面目な人を活かして笑いを引き出す方法! ■

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さんまのまんま前回の持ちギャグを自然に引き出して笑いを作る方法!
に引きつづき、今回も、11月14日放送の
「さんまのまんま」 の中での、

さんまさんとゲストとのやり取りから
人間関係力(会話力など)を学びたいと思います。


今回は、トークの輪の中にいたら何かとジャマくさがられる、
生真面目な人を逆に活かして(利用して)
笑いを引き出す方法!についてお話します。


番組名 : 「さんまのまんま」
Guest :  
1組目 : ピース(綾部祐二・又吉直樹)
2組目 : ダンディ坂野 カンニング竹山 髭男爵(山田ルイ53世・ひぐち君) 小島よしお 鳥居みゆき
3組目 : 中川家(中川剛・中川礼二)
放映時間 : 16:00〜17:25


今回は、「さんまのまんま」90分スペシャル 
ということで、総勢10名のゲストの方々が出演されたのですが、

番組での3部構成の通りに、
今回のメルマガでも、上記の3組に分けて
それそれをご紹介したいと思います。


では、今回は前回(持ちギャグを自然に引き出して笑いを作る方法!)に引き続き
2組目から分析していきたいと思います。




今回も、序盤から随所にあったダンディ坂野さんの
持ちギャグ(ゲッツ)を自然に引き出して笑いを作る方法!を中心に分析していきたいと思います。





前回分析した、さんまさんのダンディさんへの前ふりを
序盤からおさらいしながら一緒に見ていきましょう。




まずは、序盤にて、ゲストが着席して、
飲み物を聞いている所から

さんま:「どうぞ座っていただいて。」
ゲスト一同:「どうも、お願いしまーーす!!」
さんま:「何をお飲みになりますか?」
竹山:「・・あああ、じゃあ自分らが全然やりますんで。」
さんま:「ゲストやから、お前らー。
  (我先にさんまさんの前に出てきた
  挙動不審のダンディさんを見て)
  構へんってお前。(笑)
  お前、一番ベテランやねんからー。お前、ちゃんとせな。
  座っといて座っといて。」
ダンディ坂野:「すいません。」
さんま:「(ダンディさんを呼び止めて)ちょっとちょっと、
  (お尻を指さして)ココ何?」
ダンディ坂野:「ケッツ」(笑)
さんま:「そうそう(座るように手で促す。)」
客席:「(拍手)」



その1分後、浴衣を着て、演歌歌手キャラに変えてきた
髭男爵(ひげだんしゃく)改め、髭島三郎(ひげじまさぶろう)さんとのカラミから。




さんま:「髭男爵(ひげだんしゃく)も久しぶりやな?
  あっ、髭男爵ちがうわ、なんちゅうグループ名なの?」
髭島三郎:「どうも、髭島三郎と申します。」
さんま:「(苦笑い)」
竹山:「あの師匠、グループ名が決まってないんですよまだ。」(笑)
髭島三郎:「あの、さんまさんには申し訳ないんですけど、
  ちょっとこれ本当、テレビで初めてなんですよ。」
さんま:「ハハハハ。」
髭島三郎:「これで出るのが。」
さんま:「お前なあ、ココで試すなアホ!」
髭島三郎:「ネタ見てもらった方がねえ」
さんま:「え、何が?」
竹山:「ちゃんとしたネタがあるんですよ。」
さんま:「あ、北島三郎ネタがあるの?」
小島よしお:「そうなんですよ。」
さんま:「あ、考えたの?それ最近?」
髭島三郎:「考えました考えました。」
さんま:「土、日、 次、何曜日やったっけ?」
ダンディ坂野:「ゲッツ」(笑)
さんま:「そうゲッツゲッツ」
客席:「(拍手)」
ゲスト一同:「いいなあ。いいなあそれ。」
ダンディ坂野:「ありがとうございまーす!」


※ ここまでが前回の内容でしたね。
  では今回はココから分析していきます。




このあと、髭島三郎さんのネタが終わり・・



髭島三郎:「ネタ見せをした後で) 師匠師匠、どうっすか?」
さんま:「いいねえ、」
髭島三郎:「うわ、うわあヤッター!」
髭男爵(ひぐち君):「お墨付き頂いた!」
客席:「(拍手)」
髭島三郎:「ホンマですか?」
さんま:「ダンディ、こういうの一番わかるやろお前。」
ダンディ坂野:「さんま師匠があれだけ笑ってるってことは
  たぶんイケると思うんすけどね。」
さんま:「せやな。 (ダンディさんを見ながら)
  最後オチ、あれ、オチは違う言い方で
  何て言うんやったっけあれ?最後の方、何て言うんやったっけ?
  あれ何て言うんやったっけ?」
ダンディ坂野:「(アタフタする様子で)・・・・・・」
髭島三郎:「(フォローする意味で)最後の方ね、」
ダンディ坂野:「(アタフタする様子で)・・・・・・」
さんま:「最後の方・・ ケツ(結)やろ!」(笑)
ゲスト一同:「ダンディさーーん!!」(笑)
竹山:「ちょっとすいませんね師匠、すいません、ダンディさん!」
ダンディ坂野:「はい」
竹山:「ダンディさん、あの、何回も言いましたよね?」
ダンディ坂野:「はい」
竹山:「ダンディさんのやることは一言で良いんですよね?」(笑)
ダンディ坂野:「はい」
竹山:「そうっすよね? 他の事要求してきませんよね?」
ダンディ坂野:「あの、その前から、さんま師匠がチラチラこっち見てたので、
  『あっ、これは俺の番だ』って分かってたんですけど、」
さんま:「ハハハハ」
ダンディ坂野:「俺の番だ俺の番だ俺の番だってずっと思ってたら、
  言葉が出ない・・」(笑)
竹山:「言葉が出ないのってマズイっすよね?芸人として」
さんま:「最後、オチとちがくて最後の方何て言うんや、「ケツ」
  でエエと思ったんやけどな。」
ダンディ坂野:「そうですよね。」
さんま:「ごめんごめん」
ダンディ坂野:「いえいえもう。」
さんま:「俺が分かりにくいパス送ったから」
ダンディ坂野:「イヤイヤイヤ僕がダメなだけです(泣」(笑)
小島よしお:「マジで反省するんですか?」(笑)


※ ココでのダンディさんへの前フリは
  
  さんま:「せやな。 (ダンディさんを見ながら)
    最後オチ、あれ、オチは違う言い方で
    何て言うんやったっけあれ?最後の方、何て言うんやったっけ?
    あれ何て言うんやったっけ?」
  
  この部分ですが、その後、
  結構マジで反省するダンディさんの
  流れを読んださんまさんは、
  
  (元々そういう人だと分かっていたかは不明ですが)
  その場で反省しあう展開を
  
  ”ワザと”作ってまた笑いにしていますね。
  

  これによって小島さんの
  
  小島よしお:「マジで反省するんですか?」(笑)
  
  というツッコミを引き出せて笑いに出来ていますので、
  普段のトークでも、
  
  生真面目に反省するようなタイプの方がもしいたら、
  そこでジャマくさがるのではなく、逆に利用させてもらう、

  つまり、乗っかってみてもイイでしょうね。
  

  で、何でこれが笑いに効果的だというと、
  普通なら団体で人が集まっているときは

  明るい会話をすることが常識としてあるから、
  笑いのポイントである”非常識性”を突くことができ、

  笑いになるわけです。


  ですから、誰かがトークの最中に凹んだ場合、普通なら、
  
  
  ダンディ坂野:「俺の番だ俺の番だ俺の番だってずっと思ってたら、
   言葉が出ない・・」(笑)
  竹山:「言葉が出ないのってマズイっすよね?芸人として」
  さんま:「いや、でも髭島三郎イケるんじゃない?」
  髭島三郎:「本当ですか?」
  
  
  みたいに次にサラッと流したりするのが定番ですが、

  笑いにするにはあえてもっと反省させるように乗っかって
  引っ張ってから、落とせるところまできたときに、
  
  誰かに突っ込んでもある、または自分から

  さんま:「いつまで言うねん!」(笑)
  
  としてもいいでしょうね。
  
  では続いて。



さんま:「俺が分かりにくいパス送ったから」
ダンディ坂野:「イヤイヤイヤ僕がダメなだけです(泣」(笑)
小島よしお:「マジで反省するんですか?」(笑)
竹山:「またチャンスがまた来ます!また来ます絶対!」
ダンディ坂野:「これは髭男爵のくだりだと思って
 油断してたと思うんですね。」
さんま:「いや、俺(髭男爵に)気合入れたんや、
 気合入れるのアレ何て言うんやったっけ?」
ダンディ坂野:「カッツ」(笑)
さんま:「そう」
客席:「(拍手)」
ゲスト一同:「おおおおお(拍手)」

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