明石屋さんまのトーク力(さんまのまんま・10年9月19日)

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■　さんまのまんま・10年9月19日　■

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今回は、9月19日放送の
「さんまのまんま」　の中での、さんまさんとゲストとのやり取りから
人間関係力（会話力など）を学びたいと思います。

番組名：「さんまのまんま」
guest：伊藤英明
放映時間：13:00～13:30

中盤、プレゼントをもらっても素直に喜べないという
悩みがあるという伊藤英明さんの話しをピックアップしました。

伊藤英明：「どうしてるんですか今は？」
さんま：「何が？」
伊藤英明：「今、例えばあの、プレゼントもらったとしたら、
素直に、・・コレもどうせ持って帰らないんすか？」

※「さんまのまんま」では、ゲストがさんまさんに
プレゼントを持ってくるのが通例になっていて、

今回、伊藤さんはご自身の出演する映画「海猿」
にからめて、スキューバダイビングセット一式を
プレゼントしていたのですが、

さんまさんは中身がスキューバセットと分かるやいなや、

「あー、せえへんせえへん！」
と言っていたことから、伊藤さんはココでこういう
会話をしたと思われますね。

続いて。

伊藤英明：「今、例えばあの、プレゼントもらったとしたら、
素直に、・・コレもどうせ持って帰らないんすか？」
さんま：「これ？・・これは、」
伊藤英明：「これは持って帰ります？」
さんま：「ちゃうねん。お前なんかね、
浮かれてものすごい気持ちよく人生生きてるようやけど、
俺ね、人生ダイビングしてんのよ。」（笑）
伊藤英明：「　上手いこと言いますね。」
さんま：「いや、上手いことって、誉めてる場合かお前は！
　なあ、あのぉ、本当にブクブクブクブク、もう何も酸素も足らずに、
何べんも自分でバーって（水面に）這い上がったことあんのよ、
お前も離婚のときに分かるわ。これが海底だって。」
伊藤英明：「まだ結婚してないですから。夢も希望もないじゃないですか。」
さんま：「だから、お前は失敗するから。」（笑）
伊藤英明：「アハハハハハ」
さんま：「お前、絶対今のうちにそれ直しとかな、絶対失敗するよ。」

※発言中の“それ”とは、
「プレゼントをもらっても素直に喜べない」
という悩みのことですね。

伊藤英明：「はい。　趣味とか何やるんですか？」

※今回のさんまさんの「俺ね、人生ダイビングしてんのよ。」
と言ったところなどは、さんまさんはダイビングの話しになったときに

よく言っているボケですので、私としては、
「やっぱり言った」と思いながら聞いていたのですが、

トークが苦手な人からしたら、
誰かと話しているときに、

こういったダジャレのようなボケをされると
少し戸惑いを覚えますよね。

「どうやってリアクションを返したらいいんだろう？」
と悩みどころだと思いますが、

これは、寒いダジャレを言ってきた相手への返しと
同じようにすればベターといえますね。

会話ですから、とにかく相手の言った事について
何か反応しないのはオカシイですが、

何を言ったら良いのか分からない・・

しかし、言う事は一言でも問題ないんです。

この手のリアクションで悩んでいる人は
かなり多くいると思いますが、

一言で良いという事を知れば、
だいぶ気持ちも落ち着くのでは、と思います。

ダジャレの場合は、一言誉めておくだけで良かったりしますが、
今回のケースでも、誉めておくのは一応OKといえるでしょう。

しかし、相手は、今回のさんまさんの

「誉めてる場合か！」
のようなリアクションになることが多くなるので、

あまり多様はできない返しとも言えます。

ただ、例外として、その誉める感じの返し自体が
笑いに繋がっているなら別ですね。

「でも、その一言が難しいんだよ・・」
って言う人がいるのも事実です。

そんな人のためのヒントとして、
ダジャレを言ってこられて、
何か言葉を返す時のステップとしては、

１．まず、何と何が掛かっているのかを考える。
２．テーマをどっちかに絞って話す

≪例≫深く沈む人生をテーマにするなら、

さんま：「お前なんかね、浮かれてものすごい気持ちよく人生生きてるようやけど、
俺ね、人生ダイビングしてんのよ。」（笑）

・あなた：「そんなに辛かったんですか!?」
・あなた：「うわ、泥沼！」
・あなた：「あら、なんてかわいそう・・」

逆にダイビングでも、ダイビングをテーマに
一言だけ話せばいいわけです。

このようにすれば、まずは、
そのやり取りの第一歩はクリアできるのではないでしょうか。

一言だけで良いですし、とてもカンタンなので
ぜひ実践してみてくださいね (^.^)