明石屋さんまのトーク力(踊るさんま御殿・10年3月23日1組目)

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■ 明石屋さんまのトーク力(踊るさんま御殿・10年3月23日1組目) ■

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踊るさんま御殿今回は、 10年3月23日の「踊るさんま御殿」 (一組目)の中での、
さんまさんとゲストとのやり取りから
コミュニケーション能力(会話力など)を学びたいと思います。

番組名:「踊るさんま御殿」
タイトル:ミヤネ屋vs明石家激突&女のホンネ大暴露!
放映時間:19:00〜20:54

guest:
「宮根誠司 井上公造 岩本勉 大久保佳代子 高木美也子 長浜之人 羽鳥慎一 板東英二 フットボールアワー ヘリョン 森若佐紀子 安田美沙子」



さんまさんがスタジオに入って
板東英二:「よっ、日本一!」

といった一言に対して、さんまさんの第一声。

さんま:「もう、いい加減なおっさんですからね。俺、今年感動したことがあって。坂東さんに。正月。一緒にオーストラリアでゴルフ行って、自分が勝ちたいからっていって、レディースティーから打ちたいが為に、 ブラジャーしてきたんやで。 (笑)  冗談で「ブラジャーしてきたらレディースティーから打たせてあげる」って言ったら、ホンマにオーストラリアにブラジャーしてくるとは夢にも思わないからやね。「打つよ、僕」とか言いながら。ブラジャーしてんねん、70のおっさんがやで。それを朝、出掛けに奥さんが選んでたんやからオカシイやろ? (笑) パ、パープルや、パープル、言うて。  で、(村上)ショージが、「(写メで)証拠取りますから」って言ったら、板東さんが「こんなところで恥ずかしいから、コッチ来い」って言って、(板東さんがショージさんを)林の中に連れて行って、(シャツをあげてブラジャーを見せる仕草で)こうしてたのよ。そしたら、ショージが、「ちょっと、見えませんから、もうちょっと(上着を上げてもらえませんか?)」って言ったら、(板東さんが)「お前、変態か。」言うて、 あんたが変態や言う話。」



※レディースティーとは = 女性用に作られた1打目を打つ場所で男性よりカップに近い位置にある。


※冒頭では、落語などでもおなじみの、
「枕詞」というものがありますが、

普段のトークでも
冒頭で軽く一盛り上がりすることが
トークの流れとしてありますよね。


トークの中では、軽いキャッチボール
からでも良いですし、今回のさんまさんのように、
自ら第一声でそれを作るのもありですが、


スピーチなどの場合は、
会話のキャッチボールが無いので、
「枕詞」をキチンと用意しておくことが必要ですね。


スピーチは、急に指名されることもあるので、
普段から枕詞用に、盛り上がるネタを持っておくことです。


ですから、毎日、日記をつける習慣と、
そのときにネタも書き留めておく、

そういった対策をしておくと
スピーチにも強くなります。




先ほどの話のスグ後で、
さんま:「ええ、さぁ今日はミヤネ屋さんの面々に来て頂きまして有難う御座います。本当に。ただ、初めての方は、大久保は何回も会ってますけども。宮根さんの大ファンということで。」


※この後、初登場の人を次々に紹介していきますが、
まずは、どんな人と会うときも、
お互いの関係性から話すことが大切。

たとえば、団体の中に初対面の人がいるのに、
無視して話し始めるのは不自然ですからね。

また、すでに知り合いの場合でも、
お互いの関係性を話すと
会っていない間の穴埋め的な役割ができて良いと思います。


今回の場合で言う、さんまさんが大久保さんに言った、

さんま:「大久保は何回も会ってますけども。」

という部分が、お互いの関係性を話している部分になり、
人と会ったときには大切ですね。


そのときに、会っていない間の出来事を話すことになるので、
これが、よく言う「近況報告」ということになり、

たとえば、会っていない間に結婚していたとすれば

「そういえば、ご結婚されたそうで。」
「そうなんです。」
「おめでとう御座います。」
「有難う御座います。」

という、ご挨拶をするやり取りにつながるわけですね。



こういった、人と会うときは、
まず、お互いの「関係性」を話す
ようにすれば、スムーズなやり取りを作れるでしょうね。




話は中盤に進み、
安田美沙子:「宮根さんは照れ屋で、長い時間、目があったことがないんですよ。」
さんま:「これは個人差やろうな。俺も、よう見ないねん。見れないねん人の顔を。(宮根さんに)照れるんでしょ?」
宮根誠司:「そうですね。」
さんま:「下心があるんですよね?」
宮根誠司:「あるかもしれないですね。心根ではね。」
さんま:「え、板東さんには平気ですよね?」


※話の主人公は、安田さんと宮根さんですが、
さんまさんは、主人公をいろんな人に置き換えて
笑いをとっているのが分かりますね。


・宮根さんを、さんまさんに
さんま:「俺も、よう見ないねん。」

・安田さんを、板東さんのように
さんま:「え、板東さんには平気ですよね?」


こういったように、違う人に置き換えて話すと
話しが広がってよいですね。


このテクニックは、「比較」になり、
宮根さんを、さんまさんに置き換えることによって
2人を比べて、同じという見解を持っている
という風に話が広がります。


「俺もそう」
「○○も、」
「○○は、どう?」

こういう言葉を使えば、比べることになるので、
話しが広がりますよね。


極端に言えば、10人いれば10回分の話が
聞けるので、それだけ話が広がるわけです。




そして、「比較」というテクニックは、
2つのものを比べる、わけですから、


2つが真逆、正反対の方が
違いが分かりやすくなるという特徴がありますよね。


それが、先ほどのさんまさんの話で言う、

・安田さんを、板東さんに変えて

さんま:「え、板東さんには平気ですよね?」


と言ったわけですね。


この話は、宮根さんが安田さんに照れている
という話なので、
安田さんと板東さんはほぼ真逆になりますね。

これによって、「比較」のテクニックが光り、
2つの違いがハッキリ分かりやすいので
笑いにもつながったんですね。


「比較」するときは、
ただ、誰かを話しに持ってくるんではなくて、

反対の人を探して持ってくると
良い、というわけです。


今回の「踊る踊る!さんま御殿」は
2時間スペシャルなので、
次回は、2組目のトークについて分析していきたいと思います。

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