明石屋さんまのトーク力（踊るさんま御殿・10年11月2日）

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■　明石屋さんまのトーク力（踊るさんま御殿・10年11月2日）　■

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今回は明石家さんまさんの番組「踊るさんま御殿」　の中での、
さんまさんとゲストとのやり取りから
人間関係力（会話力など）を学びたいと思います。

番組名：「踊るさんま御殿」
放送日：！10年11月2日
タイトル：独り身が寂しい崖っぷち芸能人スペシャル!!
放映時間：19:56～21:54

guest：「秋元祐希　天野ひろゆき　石神秀幸　磯山さやか　ISSA　井戸田潤　宇井愛美（ズームインSUPERのお天気キャスター）　小原正子　風間トオル　加藤紀子　杉田かおる　深沢敦」

序盤、「他人には伝わらない独り身の寂しさ」というテーマで、

1人で岩盤浴のカップル個室に入ったら、
のぼせてしまいパンツ一丁で這い出た時

という話しをした天野さんの話からまずは分析してみたいと思います。

天野ひろゆき：「（岩盤浴って）サウナのイメージがあったんですけど、
サウナよりは涼しいなと思って。
（店員さんに）　「軽く入って、10分おきぐらいに出て水を補給してください」
って言われたんですｊけど、
1回目はそうやってやったんですけど
2回目ぐらいから気持ちよくなって寝ちゃったんですよ。」
さんま：「おうおうおう、何か寝るらしいなあれ。」
天野ひろゆき：「そいで起きたら全身すごい汗が出てて、」
さんま：「おうおう」
天野ひろゆき：「で、結構、（体の）内側に効いてくるみたいで心臓がバクバクいってて」
一同：「ああああ。」
さんま：「あれ、芯から汗が出るっていうのが売りやねやろ？」
天野ひろゆき：「そう。したら、『ハァァァァ、ヽ｀(;~▼~;)ヤバッ、ヽ｀』
ってなっちゃって。ヤバイ、これ出なきゃダメだって思って、１人だから誰も起こしてくれなかったわけですよ。」
さんま：「ほうほう」（笑）
天野ひろゆき：「俺、紙のパンツ履いたまま、入り口から出て、ヨチヨチ歩きで（笑）
　完全にジャイアントベイビーみたいになってて。これヤバイと思って。」

※念のためにオチについてですが、
岩盤浴では紙のパンツを用意されて、
それを履いてくださいと言われるので、
　
それを履いた大人がヨチヨチ歩きで出てきたことから
完全に変態だと思われたのでは？というので
自己嫌悪になったというオチですね。
　
では続いて。

さんま：「うわぁ、これは向こう（の店員）も笑ってたと思うわ。
　あと、芸能人はだいたいカップルで来るからな。
　『あいつ１人で来た(^。^;;』言うやつやろ?
　で、1回こっきりでやめたの？その岩盤浴は？」

※ここでのさんまさんの返しは、
他の芸能人と比べて笑いにしているのが分かります。

天野さんは個室の岩盤浴で、浴場から脱衣場にかけて
ヨチヨチ歩きで出てきたというお話なのに、さんまさんの

さんま：「うわぁ、これは向こう（の店員）も笑ってたと思うわ。」

という、当たり障りないリアクションなどからも分かるように、
さんまさんは、岩盤浴についてあまり詳しくないご様子だったのですが、

それでも笑いに変えて、トークをつなげる事ができています。

このように、トークにおいては、
いつでもあなたが詳しく知っているテーマが話されることはありません。

逆に、全く分からないテーマの話になることだって
当たり前のようにあり得ます。

ですので、そういったときには、
ぜひ、ここでのさんまさんのつなぎ方のようにすると良いですね。

トークテーマについて詳しくなくても
場をつなぐことはもちろん、ここでの例のようにすれば出来るのですが、

それには、

・話の流れ
・人と違う点、
・どこでどういう笑いがあったか

などをシッカリと捉えていないといけない
というポイントがあります。

つまり、天野さんの話の冒頭で、
1人でカップル個室に行ったという点を覚えていたからこそ、

さんま：「芸能人はだいたいカップルで来るからな。
　『あいつ１人で来た(^。^;;』言うやつやろ?」

という返しが出来るわけですね。

では続いて。