誰も助けてくれないときの対処法!

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■ 誰も助けてくれないときの対処法! ■

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駅前を通るとたまに献血をしていることがありますが、
ほとんどの人はこの献血の車に目がいきながらも、


その場をやり過ごしていきます。


そういった人たちは、献血車が目に入ったときは、

『・・協力しようかな。』

と一瞬は思いますが、その後ですぐに、

『まぁ、誰かがやってくれるだろう。』

と判断して、結果、通り過ぎてしまうわけです。



これを心理的に”傍観者効果”というのですが、

傍観者というのは
”傍(そば)で観ている人”のことで、

この”傍観者”が多ければ多いほど、
困っている人を助ける人が減る、

と言われています。


だから、それを逆手に考えた献血の人などは、
逆に人の少ない場所に行って

献血をお願いしているときもありますが、

これは、そういった場所の方が献血率が
高かったりすることが大いにあるからですね。


では、何で駅前の方が
献血率が下がったりするのか?


この理由としては単純に、人が増えれば増えるほど、
一人一人の責任感がだんだんと減ってくるため

と言われています。


では、こういう状況で人にお願いを聞いてもらうには
どうしたらいいのか?


そういうときに有効なのが

「あなたしかいない。」

という言い方をすることです。


これによって、責任感の薄れを補い、
相手に行動を促すことができます。


また、献血以外のシチュエーションでいえば、
例えば、道端で犬が足をくじいていたら、

無条件で助けたくなります。


しかし、もしガラの悪いお兄さんが
目の前で足をくじいていたらどうでしょうか?


助ける人の確率は、
犬に比べて極端に少なくなるのは想像がつきますよね。



では、これは助ける人の中で
いったいどういう心理が働いているのか?


まず、助ける側が犬を見たとき、

『(困っている原因は)犬のせいではない。』

という意識が入ることで助けたくなるのですが、
怖いお兄さんの場合は、

『困っているのは彼が悪いからかも。』

という意識が入る、だから助けたくなくなるわけです。


ですから、これを教訓に、困ったときに
人から力を貸りるにはどうしたらいいかというと、


困っている対象、つまりあなたが
犠牲者であればあるほど助けたくなるわけです。


さらに、助ける側に傍観者が多いときは、
ターゲットをしぼって、「あなたしかいない」ということで責任感を高める、


そういう細かいテクニックが必要になってくるわけですね♪

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